この世に生きている人とその住まいもまた、これ(川の水や泡)と同じようである。
ごとし(助動詞)▶比況 例示
活用と接続
「ごとし」の活用は、形容詞型です。
ク活用 く/から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ
活用語の連体形、体言および助詞の「の」「が」に接続します。
「ごとし」の活用 ごとく・ごとく・ごとし・ごとき・△・△
活用を表示する場合、未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形の順番で表示しています。
助動詞の意味
「ごとし」 比況 例示
助動詞「ごとし」例文・現代語訳・品詞分解
比況「~ようだ」「~と同じようだ」
つひに本意のごとくあひにけり。
とうとうかねてから願っていたように結婚した。
つひに 副詞
本意 名詞
の 格助詞「の」
ごとく 助動詞「ごとし」連用形 比況
あひ 動詞 ハ行四段活用「あふ」連用形
に 助動詞「ぬ」連用形 完了
けり 助動詞「けり」終止形 過去
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
流れゆく川の流れは途絶えることがなく、それでいてもとの水ではない。よどみに浮かんでいる泡は、生まれたり消えたりして、長い時間とどまっているということはない。この世に生きている人とその住まいもまた、川の水や泡と同じようである。
→この前後の部分は 【かう】の記事をご覧ください。
世の中 名詞
に 格助詞
ある ラ変動詞「あり」連体形
人 名詞
と 格助詞
すみか 名詞
と 格助詞
また 副詞
かく 副詞
の 格助詞「の」
ごとし 助動詞「ごとし」終止形 比況
例示「~のような」「~など」
西南に竹の吊棚を構へて、黒き皮籠三合を置けり。すなはち、和歌、管弦、往生要集ごときの抄物を入れたり
小屋の中の西南に竹の吊棚を作って、黒い皮籠を三つ置いた。その中には、和歌、管弦の本や往生要集のような本の抜き書きを入れてある。
和歌 名詞
管弦 名詞
往生要集 名詞
ごとき 助動詞「ごとし」連体形 例示
の 格助詞
抄物 名詞
を 格助詞
入れ 動詞ラ行四段活用「入る」連用形
たり 助動詞「たり」終止形 存続
キャラ紹介
同じようである友だち
ごとし(連体形/体言/の/が 接続)助動詞
比況 例示